俳句は、世界で最も短い詩です。三句 十七音という限られた字数の中で、自然の情景や人の心情を表現します。俳句といけばなには共通する点がいくつかあると感じています。
- 四季の表現を大切にすること
- 不要な言葉や、枝、花ををそぎ落とし、感動や表現をひとつに集中させるということ
- リズム感、動きが求められること
- 作者は練習の結果培われた即興性を駆使しているということ
第6回目の今回のいけばな展示会では、母:東一美の四季折々の俳句を訳とともに展示し、それにあういけばなを生徒さんたちと共にいける、ということに挑戦します。 アトリエは両日の11時から17時まであいており、15時からいけばなのデモンストレーションを行います。お茶をご用意してお待ちしておりますので、お誘いあわせのうえ、 どうぞお越しください。 アトリエへの道順はこちら
写真:
「雲の峰 男の子の夢は パイロット」 (くものみね おのこのゆめは ぱいろっと) 句:一美
* 菖蒲の葉はその形が刀に似ていることから男の子を象徴する植物とされていますので この句にあわせてみました。 いけばな:雅子